空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

空まで あるいて

 おおきく てをふり あるいたら

 空まで あるいて いけそう なのです。

 

 こころも はずんで かけだすよ。

 まえへ まえへ と かけだすよ。

 

 からだも うたを うたいだす。

 たのしい うたを うたいだす。

 

 おおきく てをふり 歩いたら

 風も いっしょに ついてくる。

 あそびましょ って ついてくる。

 

 すずめさんたちは 木のうえで

 うれしそうね って みています。

 たのしそうね って みています。

 

 ぼくは ニッコリ ほほえんで

 うれしいよ って ごあいさつ。

 たのしいよ って ごあいさつ。

 

 おおきく てをふり あるいたら

 空を みあげて あるいたら

 こころの なかまで 晴れわたり

 空まで あるいて いけそう なのです。

 

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