空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

こころの あかちゃん

 こころの

 あかちゃん

 うまれたよ。

 

 ぼくの なかで

 うまれたよ。

 

 うふっと わらって いるときに

 にっこり わらって うまれたよ。

 

 お空を みあげて いるときに

 きれいな ひとみで うまれたよ。

 

 まっすぐ 歩いて いるときに

 すなおな こころで うまれたよ。

 

 おいしい お菓子を たべたときに

 ピンクの ほっぺで うまれたよ。

 

 きれいな お水を のんだときに

 きれいな からだで うまれたよ。

 

 じてんしゃに のって いるときには

 つばさを もって うまれたのです。

 

 ぼくの

 こころの あかちゃんは

 かわいい こえで おうたも うたえる。

 しあわせ って いつも いつも わらってる。

 

 ぼくの すてきな すてきな

 こころの あかちゃん。

 だいじに だいじに まもるんだ。

 ずーっと いっしょに いたいんだ。

 

 だって、

 せかいで いちばーん

 たいせつな たいせつな

 ぼくの 宝もの なんだもの!

 

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