おかあさんと
てを つないだらね
ぼくの こころに
きれいな 虹が かかるよ。
おとうさんと
てを つないだらね
ぼくの こころに
おおきな 海が ひろがるんだ。
こねこさんと
てを つないだら
ぼくの こころが
お菓子 みたいに あまーく なって。
こいぬさんと
てを つないだら
ぼくの こころに
春の 野原の においが するの。
それから それから...
てを つないだら
ぼくの こころが
マシュマロ みたいに ふわふわに なって。
おともだちと
てを つないだら
ぼくの こころに
まっ青な お空が ひろがって。
お星さまと
てを つないだらね
ぼくの こころが どこまでも どこまでも
すきとおって ゆくんだよ。
そしてね、
神さまと
てを つないだらね
ぼくの こころが
あったかさで いっぱいに なって
やさしさで いっぱいに なって
もっと もっと
みんなと てを つなぎたく なるのです。
もっと もっと
みんなを だいすきに なるのです。
もっと もっと
みんなを たいせつに したく なるのです。
みんなと てを つなぐだけで
こんなに しあわせな きもちに なるなんて。
てを つなぐ って
ふしぎだね。
てを つなぐ って
すてきだね。