空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

窓を みがけば

 窓を みがいて いると

 からだの なかに

 青空が ひろがって ゆくよ。

 みぎへ ひだりへ てを

 おおきく おおきく うごかす たびに

 ひろーく ひろーく ひろがって ゆくよ。

 

 窓を みがいて いると

 からだの なかに

 ひかりが あふれて くるよ。

 みぎへ ひだりへ てを

 おおきく おおきく うごかす たびに

 まぶしく まぶしく あふれて くるよ。

 

 窓も うれしい って

 ピカッと ひかって くれるんだ。

 しあわせ って

 キラッと わらって くれるんだ。

 

 そしてね

 ぼくの なかで

 よろこびが あふれてきて

 どこまでも どこまでも

 ふくらんで ゆくのです。

 

 おおきな おおきな

 

 空 いっぱいに!

 

 宇宙 いっぱいに!

 

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