空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

星の おんがく

 星の おんがく

 きこえたよ。

 

 お空に みみを すませていたら

 しずかな おんがく きこえたよ。

 

 星の おんがく

 きこえたよ。

 

 みんなの えがおを おもっていたら

 やさしい おんがく きこえたよ。

 

 みんなの しあわせ ねがっていたら

 きれいな おんがく きこえたよ。

 

 きょう いちにちに  ありがとう って

 てを あわせて いたら

 うつくしい おんがく きこえたよ。

 

 星の おんがく

 きいていたら。

 

 ぼくの こころが

 キラン と かがやいたの。

 ぼくの からだが

 キラン と すきとおったの。

 

 星の おんがく

 きいていたら。

 

 ぼくが 星に なって

 お空に うかんで いたよ。

 ぼくが キラン キラン と

 かがやいて いたよ。

 たくさんの 星たちと いっしょに

 キラン キラン と

 かがやいて いたよ。

 ほほえみ そのものに なって

 しあわせ そのものに なって

 キラン キラン と

 かがやいて いたよ。

   

 するとね、

 ぼくも おんがくに なって

 かがやいて いたのです。

 まぶしい くらいに

 かがやいて いたのです。

 

 キラン キラン と。

 キラン キラン と。

 

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