空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

ぼくの ゆめ

 ぼくが

 こいぬさんと くらしたらね、

 ひろーい 野原を あげたいな。

 

 かけても かけても まだまだ ひろい

 天の 野原を あげたいな。

 

 お花が いっぱい 咲いている

 ひかる 野原で

 いっしょに いつまでも いつまでも

 あそぶんだ。

 ひかりに なるまで あそぶんだ。

 

 ぼくが

 こねこさんと くらしたらね、

 まっしろな 雲の ベッドを あげたいな。

 

 お日さまが つくって くださった

 あったかい ベッドを あげたいな。

 

 ふわふわ 雲に くるまって

 いっしょに ふんわり ふんわり

 おひるね するの。

 ひかりに なるまで

 おひるね するの。

 

 ぼくが

 小鳥さんと くらしたらね、

 虹の とまり木 あげたいな。

 

 おおきな おおきな

 虹の とまり木 あげたいな。

 

 からだが 虹いろに そまるまで

 いっしょに いつまでも いつまでも

 うたって いたい。

 ひかりに なるまで

 うたって いたい。

 

 そしてね

    こいぬさん こねこさん 小鳥さん

 それから...

 おともだちの いしころさんと こびとさんと

 ぼくと でね

 あさひさんを おむかえ するのです。

 おはようの おうたを うたってね。

 

 おやつは

 月の しずくを いただいて

 ゆうひさんを みんなで ならんで

 ながめるの。

 きょうも いちにち ありがとう って

 てを あわせてね。

 

 よるは、お星さまに

 みんなで しずかに お祈りを して

 こころを こめて

 きれいな きれいな お祈りを して

 やさしい きもちで ねむるのです。

 しあわせな きもちで ねむるのです。

 みんなで なかよく ならんでね。

 

 うつくしい うつくしい

 あしたの こどもも いっしょに。

 やさしい やさしい 神さまの おそばで。

 

 そんな まいにちに なると

 いいなぁ。

 

 そんな まいにちに なると

 ほんとうに ほんとうに

 いいなぁ。

 

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