空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

お花さんと おはなし したらね

 お花さんと 

 おはなし したらね。

 

 お花さんの おへんじは

 いつも にっこり なの。

 いろんな おはなしを しても

 いつも いつも にっこり なの。

 

 それが、とっても すてきなんだ。

 すごーく すごーく かわいいんだ。

 もう たのしくって たのしくって

 ぼくの こころも からだも

 にっこりで いっぱいに なるの。

 しあわせで いっぱいに なるの。

 まわりも せかいじゅうも

 にっこりで しあわせで

 いっぱいに なるほどにね。

 

 それで

 ぼく

 おともだちの いしころさんに

 きいて みたのです。

 お花さんは どうして いつも

 にっこりの おへんじなの? って。

 そうしたらね、

 お花さんは にっこり語で

 おはなし するんだよ って

 おしえて くれたの。

 

 なかよしの こびとさんにも きいたんだよ。

 するとね、

 にっこりの お国も あって

 お花さんたち みーんな

 にっこりの お国の お姫さま なのです って。

 

 そして そして

 にっこりで できた

 すてきな すてきな お城も あって

 ちょうちょうさんたちや みつばちさんたち

 小鳥さんたちに そよ風さんたち、天使さんたちまで

 あそびにくる らしいの。

 

 みんなで ダンスを したり。

 おうたを  うたったり。

 やさしい やさしい

 にっこりの 神さまも いっしょにね。

 

 おしょくじも にっこりさんで できていて

 あまーくて やさしい おあじ

 おりょうり なんだって。

 すてきでしょ!

 

 だから、ぼく

 にっこり語の れんしゅうを しているの。

 お花さんに おしえて もらいながら

 まいにち まいにち れんしゅうを しているの。

 

 そうしたらね、

 まわりの みーんなも にっこり してくれて

 まいにちが にっこりの お国に いるみたいなんだ。

 いつも いつも

 やさしい やさしい

 にっこりの お国に いるみたいなんだ。

 

 にっこりの お国の

 

 すてきな

 すてきな

 

 王子さまに

 なってね。

 

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