空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

おかあさんが わらったらね

 おかあさんが

 わらったらね、

 お花さんが 咲くの。

 

 いっぱい いっぱい 咲くの。

 

 ぼくの こころの なかの

 はしっこの はしっこまで

 いっぱい いっぱい 咲くの。

 

 おへやの なかにも 咲くんだよ。

 

 きれいな きれいな

 なないろの お花さんが

 おへやじゅうに

 あふれる くらい 咲くんだよ。

 

 お空にも 咲くよ。

  

 おおきな おおきな

 お花さんが

 あおーい お空の

 はしっこから はしっこまで

 咲くよ。

 

 とおくの お山にも

 咲いていると おもうんだ。

 

 お山の 

 てっぺんの てっぺんまで

 いっぱい いっぱい

 咲いていると おもうんだ。

 

 うさぎさんや リスさん

 こぐまさんの そばで

 にこにこ にっこり

 咲いていると おもうんだ。

 

 だって、

 風さんに お花さんの

 あまーい  あまーい

 においが するんだもの。

 

 きっと、

 お月さまに だって

 お星さまに だって

 咲いているよ。

 

 なないろに 光った

 宝石 みたいな

 お花さんがね。

 

 こびとさんの おにわの なかにも

 いしころさんの おひざの そばにも

 咲いているよ。

 

 ちいさくって とーっても

 かわいい かわいい

 お花さんが 咲いているよ。

 

 ねこさんたちの しっぽの さきにも

 いぬさんたちの しっぽの さきにも

 キリンさんや

 カバさん

 ラクダさんに 

 ライオンさんの

 しっぽの さきにだって

 咲いているよ。

 

 だって、

 ぼく、

 わかるもん。

 

 みんなが

 うれしそうに

 しているのが

  わかるもん。

 

 せかいじゅうに

 お花さんが さくよ。

 

 せかいじゅうが

 うつくしい うつくしい

 お花さんで

 いっぱいに いっぱいに なるよ。

 

 お花さんの いい においで

 いっぱいに いっぱいに なるよ。

 

 おかあさんが

 わらったら。

 

 おかあさんが

 

 おかあさんが

 

 わらったらね。

  

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