空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

コスモスさん

 おかあさん

 おかあさん。

 

 あのね、

 きょう

 コスモスさんを

 みつけたよ。

 

 かぜに ふうわり ふうわり ゆれて

 とっても きれい だったの。

 

 おはなしも したよ。

 きれいな きれいな

 おはなしも したよ。

 

 おこえも すごーく すごーく

 きれい だったの。

 おそらへ のぼって いって しまうほど

 すきとおった きれいな きれいな

 おこえ だったの。

 

 それに

 とても とても

 きれいな においが したんだよ。

 おそらの おくにの

 いずみ みたいな

 あまくて きれいな きれいな

 においが したんだよ。

 

 それからね

 それからね

  

 そおっと

 さわったらね。

 

 すごーく やわらかくって

 おかあさんの ほっぺ

 みたい だったんだ。

 

 やさしい やさしい

 おかあさんの

 

 にっこり わらった

 おかあさんの

 

 ほっぺ

 みたい だったんだ。

 

 そうしたらね、

 ぼく

 わかったの。

 

 おかあさん って

 

 おかあさん って

 

 ほんとうは

 コスモスさん なんだ って。

 

 やさしい やさしい

 きれいな きれいな

 コスモスさん なんだ って。

 

 ぼく

 わかったの。

 

 f:id:sufuretan:20170903163020j:plain