空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

すずめさんと おさんぽ できたら いいな

 すずめさんと

 おさんぽ できたら

 いいな。

 

 すずめさんを

 おかたに のせて

 おさんぽ できたら

 いいな。

 

 そうしたら

 ツバメさんの おうちや 

 カラスさんの おうちに

 あそびに ゆくのにな。

 おやつを たくさん もって

 おはよう! って

 あそびに ゆくのにな。

 

 のらねこさんと

 おさんぽ できたら

 いいな。

 のんびり のんびり

 おさんぽ できたら

 いいな。

 のらねこさんと 原っぱで

 おひるね したり、

 いっしょに 雲さんを

 ながめるの。

 

 しんごうきさんと

 おさんぽ したら

 しんごうきさん、

 おかおを ピカピカ ひからせて

 スキップ するかも しれないね。

 たのしいなぁ って

 スキップ するかも しれないね。

 

 ベンチさんと 

 おさんぽしたら

 きっと、そよ風さんたちが

 こんにちは! って

 あいさつ してくれるよ。

 いつも いつも

 すわらせて くれて ありがとう! って

 あいさつ してくれるよ。

 

 いしころさんを おかごに のせて

 おさんぽ したら たのしい だろうなぁ。

 いしころさんの おともだちの

 アリさんや ミミズさん、

 こびとさんの おにわ まで

 おさんぽ したら たのしい だろうなぁ。

 そこで みんなで いっしょに

 なわとび するの。

 

 コップさんと

 おさんぽ できたら うれしいな。

 むこうの 海さん まで

 おさんぽ できたら うれしいな。

 きっと、コップさん

 海さんを みたら 泳ぎたい って

 いうと、おもうんだ。

 そうしたら

 うきぶくろを つけて

 いっしょに 泳ぐのです。

 キラキラの ひかりの なかでね。

  

 それとね...  それとね...

 ぼく、

 神さまとも

 おさんぽ できたら

 いいな って おもうの。

 

 神さまと

 あおーい あおーい

 お空の うえを

 おさんぽ できたら

 いいな って おもうの。

 

 うつくしい うつくしい

 虹の お国 までね。

 

 そして そして

 ふわふわの 雲さんに すわって

 ぼくの だいすきな ソフトクリームさんを

 いっしょに いただいたり、

 きれいな きれいな

 お祈りも たーくさん するのです。

 

 いろーんな みんなと

 おさんぽ できたら 

 いいな。

 

 せかいじゅうの

 いろーんな  みんなと

 おさんぽ できたら

 いいな。

 いいな。

 

 だって

 ぼく、

 みんなを

 だいすき なんだもの。

 

 すごーく すごーく

 だいすき なんだもの。

 

 ほんとうに ほんとうに

 だいすき なんだもの。

 

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