空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

こいぬの しっぽは まほうの しっぽ

 こいぬの しっぽは

 まほうの しっぽ。

 

 つんつん ふるたび

 たのしいさん が でてくるよ。

 たのしい たのしい って

 あとから あとから でてくるよ。

 

 こいぬの まわりは

 たのしいさん で いっぱいだ。

 たのしいさん が かけまわる。

 あおーい お空の うえで 

 こいぬと いっしょに かけまわる。

 たのしい たのしい って かけまわる。

 

 こいぬの しっぽは

 まほうの しっぽ。

 

 つんつん ふるたび

 だいすきさん も でてくるよ。

 だいすき だいすき って

 あとから あとから でてくるよ。

 

 こいぬの まわりは

 だいすきさん で いっぱいだ。

 だいすきさん が かけまわる。

 ひろーい 虹の 野原を 

 こいぬと  いっしょに かけまわる。

 だいすき だいすき って かけまわる。

 

 しあわせさん も でてくるよ。

 しあわせ! しあわせ! って

 あとから あとから でてくるよ。

 

 こいぬの まわりは

 しあわせさん で いっぱいだ。

 あふれる くらいに いっぱいだ

 しあわせさんが かけまわる。

 うつくしい ひかりの お国を 

 こいぬと いっしょに かけまわる。

 しあわせ! しあわせ! って かけまわる。

 

 きっと

 ありがとうさん も でてきて いるんだね。

 ありがとう! ありがとう! って

 いっぱい いっぱい

 でてきて いるんだね。

 にこにこ にっこり

 でてきて いるんだね。

 

 だって

 こいぬさんが しっぽを

 ふれば ふるほど

 ぼくも

 みんなも

 このせかいも

 とーっても  うれしく なるんだもの。

 まぶしい くらいに

 うれしく なるんだもの。

 にこにこで いっぱいに いっぱいに なるんだもの。

 

 しっぽ

 しっぽ

 

 こいぬの しっぽは

 まほうの しっぽ。

 

 きっと

 よろこびの 神さまから いただいた

 まほうの しっぽ なんだね。

 

 とーっても すてきな

 かわいい かわいい

 

 まほうの しっぽ

 なんだね。

 

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