空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

子馬

 朝の風 って

 なんて すてきな

 におい なんだろう!

 

 おはよう!

 ぼくは

 子馬 です。

 

 走るのが

 だいすきなのです。

 

 ぼくが

 走りたいって

 おもうより 先に

 あしが 走り だすんだよ。

  ずんずん

  ずんずん

 先へ 先へ 走り だすので

 どんどん うれしく なって

 もっと もっと 走りたく なるのです。

 

 はねるのも

 とっても すきです。

 

 ぼくが

 はねたい って おもうより 先に

  ピョンピョン

  ピョンピョン

 からだが はねるので

 どんどん たのしく なって

 もっと もっと はねたく なるのです。

 

 もう

 うれしくって

 たのしくって

 お空まで 走って いけそう なんだ。

 お日さままで 走って いけそう なんだ。

 お空の 神さまも

 ここまで 走って おいで って

 おっしゃって くれたの。

 

 おもいっきり

 走ったり はねたり したあとは、

 おともだちの お花さんの そばで

 おひるねを します。

 

 お空の 神さまの ところまで

 おおきな おおきな 虹のうえを

 走っている 夢を みながらね。

 

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