空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

にこにこ パンジーさん

 にこにこの

 おかおで うまれた パンジーさん

 おへんじ するのも にっこ にこ。

 

 げんきに

 はーい! って

 

 にこにこ にこにこ 

 おへんじ してる。

 

 すずめさんに よばれたんだね。

 そよ風さんに よばれたんだね。

 お日さまにも よばれたんだね。

 

 にこにこの

 おかおで うまれた パンジーさん。

 まってる ときも にっこ にこ。

 にこにこ にこにこ  まっている。

 

 ちょうちょうさんを まって いるのかしら。

 みつばちさんを まって いるのかしら。

 ありさんを まって いるのかしら。

 

 にこにこの

 おかおで うまれた パンジーさん。

 うたうとき だって にっこ にこ。

 にこにこ にこにこ うたってる。

 よろこびの おうたを うたってる

 しあわせの おうたを うたってる。

 

 にこにこ パンジーさんの まわりは

 いつも いつも

 にこにこで いっぱい!

 にこにこが とびまわってる。

 うれしそうに とびまわってる。

 

 きっと

 にこにこ パンジーさんは

 にこにこの 神さまの

 こども なんだね。

 

 そして そして

 うたって おむかえ しているんだね。

 

 やさしい やさしい

 春の 神さまが

 いらっしゃる のを。

 

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窓を みがけば

 窓を みがいて いると

 からだの なかに

 青空が ひろがって ゆくよ。

 みぎへ ひだりへ てを

 おおきく おおきく うごかす たびに

 ひろーく ひろーく ひろがって ゆくよ。

 

 窓を みがいて いると

 からだの なかに

 ひかりが あふれて くるよ。

 みぎへ ひだりへ てを

 おおきく おおきく うごかす たびに

 まぶしく まぶしく あふれて くるよ。

 

 窓も うれしい って

 ピカッと ひかって くれるんだ。

 しあわせ って

 キラッと わらって くれるんだ。

 

 そしてね

 ぼくの なかで

 よろこびが あふれてきて

 どこまでも どこまでも

 ふくらんで ゆくのです。

 

 おおきな おおきな

 

 空 いっぱいに!

 

 宇宙 いっぱいに!

 

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春が やってくる

 うたって いると

 春が やってくるよ。

 どこのこ かな って

 さがしに くるよ。

 だって 風さんが

 やさしく なるんだもの

 いっしょに うたって くれるんだもの。

 

 わらって いると

 春が やってくるよ。

 どこのこ かな って

 さがしに くるよ。

 だって 陽ざしさんが

 キラキラ するんだもの。

 いっしょに わらって くれるんだもの。

 

 みんなと なかよく していると

 春が やってくるよ。

 どこのこ かな って

 さがしに くるよ。

 だって お空が

 にっこり するんだもの。

 すてきだね って

 にっこり するんだもの。

 

 もう

 まわりは 春で いっぱい!

 まぶしい くらいに いっぱい!

 

 春って

 うたが だいすき なんだね。

 えがおが だいすき なんだね

 なかよく するのが だいすき なんだね。

 

 きみの ことも

 ぼくの ことも

 みんなの ことも

 だーいすき なんだね。

 

 きっと

 いっしょに あそぼう って

 やって くるんだね。

 

 スキップ しながら

 やって くるんだね!

 

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ぼくの おばあちゃん

 ぼくの

 おばあちゃん って

 あったかい。

 

 春 みたいに

 あったかい。

 

 ベンチさんに すわっていると

 のらねこさんも すずめさんも

 あったまりに くる。

 

 きっと

 春の お国の

 王女さま なんだね。

 

 ぼくの

 おばあちゃん って

 かわいい。

 

 いつも いつも

 にこにこ してる。

 天使さん みたいに

 にこにこ してる。

 

 うれしい おもいでが

 いっぱい なんだね。

 たのしい おもいでが

 いっぱい なんだね。

 

 きっと

 にこにこの お国の

 王女さま なんだね。

 

 ぼくの

 おばあちゃん って

 すごいんだ。

 

 そこに いるだけで

 ぼくは とっても あんしんする。

 おうちも おにわも あんしん している。

 世界も 神さまたち だって あんしん している。

 みんな みんな

 しあわせそうに あんしん している。

 

 きっと

 あんしんの お国の

 王女さま なんだね。

 

 やさしい やさしい

 王女さま なんだね。

 

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ちょうちょうの ゆうびんやさん

 きみにも

 はい、

 ゆうびんでーす!

 

 こんにちは。

 ぼくは

 ちょうちょう です。

 

 春の 神さま からの おてがみを

 みんなに おとどけ しているの。

 

 あっちへ とんだり

 こっちへ とんだり

 とどける ところが

 たくさん あって

 もう たいへん なのです。

 

 でも

 みんな とっても よろこんで くれるから

 うれしくって うれしくって

 おれいに ありがとうの ダンスを

 おひろめ するんだよ。

 

 小鳥さんに おとどけ したり

 お花さんに おとどけ したり

 おうちの 屋根さん にも

 おにわの ジョウロさん にも

 それから...

 ブランコさんや じてんしゃさん、

 いろーんな みんなに

 せかいじゅうの みんなに

 おとどけ します。

 

 みんな とびっきりの えがお

 むかえて くれるから

 たのしくって たのしくって

 どこへでも とんで ゆけるのです。

 

 え、

 おてがみには

 なんて かいて あるの って?

 

 えーっとね、

 春の お空の かおりの する

 とっても やさしい やさしい 字でね

 

 たった ひとこと

 

  〝 愛 〟 って

 

 かいて あるんだよ。

 

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うまれたよ

 お星さまが ピカッと うまれたよ。

 きれいな こころが うまれる ように。

 

 こねこさんが フンワリ うまれたよ。

 あったかい やさしさが うまれる ように。

 

 こいぬさんも ホワンと うまれたよ。

 あかるい たのしさが うまれる ように。

 

 いしころさんは コロンと うまれるよ。

 かわいい ねがいが うまれる ように。

 

 みんな みんな うまれて くるよ。

 よろこびの くにから うまれて くるよ。

 しあわせの くにから うまれて くるよ。

 

 きっと、

 みんなと おともだちに なりたくて

 うまれて くるんだね。

 いっしょに あそびたくて

 うまれて くるんだね。

 

 いっぱい いっぱい わらいたくて

 うまれて くるんだね。

 

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こいぬ

 わぁ!

 きみ って とっても

 すてきな においが するね。

 

 おはよう!

 ぼくは

 こいぬです。

 

 なにを みても

 かけだしたく なるんだよ。

 お空を みても

 雲さんを みても

 お日さまを みても

 かけて おいで って

 いってる みたい。

 いっしょに あそぼう って

 いってる みたい。

 

 だから

 おもいっきり かけまわるの。

 

 そしてね、なにを みても

 ニッコリ したく なるんだ。

 すずめさん にも

 いしころさん にも

 うえきばちさん にも

 ゆうびんポストさん にもね。

 

 だって

 みんな おともだち なんだもの。

 おともだちが いっぱい なんだもの。

 もちろん、きみも おともだち だよ。

 

 いつも いつも

 ウキウキで いっぱい。

 ワクワクで いっぱい。

 

 きっと

 ぼくは

 〝 うれしい 〟 の

 こども なんだね。

 〝 たのしい 〟 の

 こども なんだね。

 

 あ、

 お日さまが よんでる。

 

 じゃあ、

 またね!

 

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