空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

いしころさんの おはなし

 こんにちは!

 ぼくは

 いしころです。

 

 いつも いつも

 しあわせ なのです。

 

 お日さまの

 あったかい えがおに つつまれたり。

 いろーんな 雲さんたちが

 お空に かいてくれた

 すてきな 絵を ながめたり。 

 木さんたちの しずかな おはなしや

 小鳥さんたちの かわいい おうたを 

 いつまでも いつまでも きけたり。

 お花さんの きれいな かおりに

 うっとり しながら 夢を みたり。

 

 ちょうちょうさんと

 たのしい おはなしを して、

 のらねこさんと 

 ふんわり おひるねを して、

 そよ風さんたちと いっしょに

 たのしい たのしい

 おうたを うたったり。

 

 みんな とーっても やさしいの。

 ほんとうに ほんとうに

 あったかいの。

 

 それにね、

 おともだちの トカゲさんは

 ぼくと お空を ながめるのが

 だいすき なんだって!

 もう うれしくて うれしくて。

 

 まだまだ たのしい ことが

 いっぱい あるんだよ。

 もう しあわせで しあわせで

 ぼく、

 ふわぁ っと うかんで しまったの。

 お空まで ふわぁ っと うかんで 

 虹さんの おうちまで ゆけたんだよ。

 

 だから まいにち まいにち

 みんなに ありがとう って

 てを あわせて いるの。

 こころを こめて ありがとう って

 てを あわせて いるの。

 

 するとね

 こころの なかが すきとおって

 どこまでも どこまでも すきとおって

 まぶしい くらいに かがやくのです。

 お星さま みたいに かがやくのです。

 

 きっと

 ぼくは、

 お星さまの こども なんだね。

 おおきく なったら

 お星さまに なるんだね。

 お空に のぼって

 きれいな きれいな

 お星さまに なるんだね。

 

 だって

 よるは お星さまたちが

 とても とても 

 うつくしい こもりうたを

 うたって くれるんだもの。

 

 きよらかな ひかりで

 そおっと つつんで くれながら

 やさしく やさしく

 うたって くれるんだもの。