空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

だいすきが いっぱい

 あのね

 ぼくの なかには

 だいすき が

 いっぱい はいって いるのです。

 あふれる くらいに いっぱいにね。

 

 おとうさんも  おかあさんも

 こいぬさんも こねこさんも

 だいすき。

 

 いしころさんも トンボさんも

 アリさんも ゆうびんポストさんも

 エントツさん だって

 だいすき。

 

 もう、かぞえられない くらいに

 いっぱいなの。

 

 するとね、

 お空を とんでる ここちに なって

 野原を かけてる ここちに なって

 お日さまに つつまれてる ここちに なるんだ。

 

 きっと

 だいすき って

 つばさが あるんだね。

 だいすき って

 スキップ するんだね。

 だいすき って

 あったかいんだね。

 

 だいすき って

 言えば 言うほど

 ぼくの なかに

 いろんな だいすきが

 どんどん どんどん ふえちゃうんだ。

 やさしい きもちも

 どんどん どんどん ふえちゃうんだ。

 

 きっと

 だいすきは だいすきが

 だいすき なんだね。

 だいすきは やさしい きもちも

 だいすき なんだね。

 

 もう、たのしくって たのしくって いつも いつも

 しあわせな きもちで いっぱい なのです。

 やさしい きもちで いっぱい なのです。

 

 だから

 ぼくは

 だいすきが

 だーいすき!

 

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