空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

雨が すき

 ぼく、

 雨が すき。

 

 雨を みてるのが

 とっても すき。

 

 みんなも

 雨を みてるかな。

 にっこり しながら

 みてるかな。

 

 小鳥さんたちも

 みてるかな。

 雨 って きれいだなぁ って

 ひとみを キラキラ させて

 みてるかな。

 天の お国の 

 きれいな きれいな おうたが

 ふってきたの かしら って

 きれいな ひとみで みてるかな。

 

 アリさんたちも

 みてると いいな。

 みんなで ならんで  みてると いいな。

 天の お国の キャンディーさんが

 ふってきたの かしら って

 かわいい ひとみで

 うっとり うっとり

 みてると いいな。

 

 めだかさんたちも 

 みてると いいな。

 雨さんが お池に つくってくれる

 すてきな すてきな 水の もようを

 みてると いいな。

 天の お国の きれいな きれいな

 おもちゃが ふって きたよ! って

 みんなで ウキウキ しながら

 みてると いいな。

 

 とおくの お山の

 うさぎさんたちも みてると うれしいな。 

 おみみを ぴょっこり させながら

 みてると うれしいな。

 天の お国の

 お花さんたちの きれいな きれいな

 花びら なのかしら って

 たのしそうに たのしそうに

 みてると うれしいな。

 

 ぼく、

 雨が すき。

 

 雨を みてるのが

 とっても とっても

 すき。

 

 だって

 雨を みていると

 みんな どうしてるのかなぁ って

 やさしい きもちに なるんだもの。

 

 いろーんな みんなの

 やさしい おかおが  こころに うかんで

 やさしい やさしい

 きもちに  なるんだもの。

 すきとおった

 きれいな きれいな

 きもちに なるんだもの。

 

 きっと

 神さまたちも

 雨を みていらっしゃる からだね。

 

 みんなを おもって 

 みんなの しあわせを おもって

 

 やさしく やさしく

 ほほえみ ながら

 みて いらっしゃる からだね。

  

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