空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

おそうじ だいすき

 ぼく

 おそうじ だいすき。

 

 だって

 おそうじ しているとね、

 おうたを

 うたいたく なってくるんだもの。

 

 きっと

 ぼくの こころが

 よろこんで いるんだね。

 うれしいなぁ って

 よろこんで いるんだね。

 だから

 ぼく、おうたを  うたいながら

 おそうじ するのです。

 

 するとね、

 おうたも いっしょに

 おそうじ してくれるんだよ。

 あっちで

   シュッ シュッ 

   ラララン ラン

 こっちで

   シュッ シュッ 

   ルルルン ルン

 って ピッカピカに してくれるんだよ。

 

 スキップも したくなるの。

 きっと、ぼくの からだも

 よろこんで いるんだね。

 たのしいなぁ って

 よろこんで いるんだね。

 もっと もっと

 きれいに したい って

 もっと もっと

 ピッカピカに したい って

 ピョンピョン したくなるんだね。

 

 お空も よろこんで くれるよ。

 すてきだなぁ って

 よろこんで くれるよ。

 だって

 ますます あおーく なるんだもの。

 ますます 宝石さん みたいに

 すきとおって ゆくんだもの。

 

 お日さまも

 よろこんで くれるんだ。

 きもち いいなぁ って

 ニコニコ ニッコリ

 よろこんで くれるんだ。

 きっと お日さまも

 おそうじが だいすき なんだね。

 

 そして そして

 おそうじ しているとね。

 うれしい お国に いるみたいなの。

 たのしい お国に いるみたいなの。

 

 もう

 うれしくて たのしくて

 たのしくて うれしくて

 ぼくの こころも からだも

 ピッカピカに なって

 きれいな お水さん みたいに

 ものすごーく すきとおって くるの。

 きっと おそうじさんが

 ぼくを きれいに してくれたんだね。

 

 それからね それからね。

 とーっても ふしぎなのはね。

 おそうじ していると

 せかいじゅうの みんなを

 このせかいの

 いろーんな ぜーんぶの みんなを 

 だいすきに なるの。

 すごーく すごーく 

 だいすきに なるの。

 ほんとだよ。

 

 だから

 ぼく

 おそうじ

 だーいすき!