空へ ひろげて

空を眺めるのがだいすきな、わたしの空への手紙です。

あかりの おはなし

 こんにちは!

 ぼくは

 あかり です。

 

 ぼくの なかには にこにこさんが

 いっぱい はいって いるのです。

 あふれる くらいに 

 いっぱいに いっぱいにね。

 

 だって

 だいすきな みんなの テーブルを

 灯して いるんだもの。

 だいすきな みんなの おしゃべりを

 灯して いるんだもの。

 もう うれしくって うれしくって。

 ぼくの なかに

 ぴかぴかの にこにこさんが

 いっぱい いっぱい あふれてくるの。

 

 それに、だいすきな みんなの えがおも 

 灯して いるんだよ。

 だいすきな みんなの いのちも

 灯して いるんだよ。

 もう たのしくって たのしくって。

 ぼくの なかに

 きらきらの にこにこさんが

 もっと もっと あふれてくるの。

 だから、いつも いつも

 にこにこさんで いっぱい なのです。

 

 にこにこさんが いっぱいだとね、

 ぼくの こころが ますます かがやいて くるの。

 どんどん どんどん あかるく なって くるの。

 

 それからね

 にこにこさんが いっぱいだと

 すてきな 夢も みるんだよ。

 だいすきな お日さまと あそんでいる 夢や

 きれいな お星さまたちと うたっている 夢や

 おともだちの あかりさんたちと

 ダンスを している 夢を みるんだよ。

 

 するとね、

 ぼくの なかに

 あったかい にこにこさんが

 たーくさん うまれて くるのです。

 やさしい にこにこさんが

 たーくさん うまれて くるのです。

 

 すきとおった にこにこさんで いっぱいに、

 きよらかな にこにこさんで いっぱいに、

 しあわせな にこにこさんで

 いっぱいに いっぱいに なるのです。

 

 また あした

 みんなを ともすための

 にこにこさんで

 いっぱいに いっぱいにね!

 

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  みなさんへ

 

  あそびにきてくださって

  ほんとうにほんとうにありがとうございます。

  こころからかんしゃをしています。

  来年もよろしくおねがいします。

  おからだにきをつけて

  良いお年をおむかえください。

  

                   スフレ

 

 

ゆうひさんが 絵を かきました

 ゆうひさんが

 絵を かきました。

 

 うつくしい この 世界を キャンバスに

 たのしく たのしく 絵を かきました。

 神さまたちから いただいた

 えのぐと おふででね。

 

 はじめに

 あまずっぱい いろに お空を ぬって。

 つぎは

 お家さんたちの あったかーい えがお

  ぽっ ぽっ ぽっ と かくのです。

 こいぬさんたちの げんきな えがお

 こねこさんたちの かわいい えがお

 いしころさんたちの しずかな えがお

 こびとさんたちの 夢みるような えがお

  ぽっ ぽっ ぽっ と

 たくさん たくさん かくのです。

 にこにこ にっこり しながらね。

 

 それから

 それから

 エントツさんの のんびり あくびや

 ゆうびんポストさんの しあわせそうな あくびも

 ベンチさんの やさしい あくびも

  ふわっ ふわっ ふわっ と かきました。

 ふんわり ふんわり しながらね。

 

 とおくの 明かりも かくのです。

 あっちに ひとつ

 こっちに ふたつ

 いつつも むっつも

  てん てん てん。

 いっぱい いっぱい

  てん てん てん。

 きれいな きれいな よるに なるようにね。

 

 もっと もっと

 とおくの  お空は

 すみれいろに ぬって

 お星さまたちの 音楽隊を かきました。

 フルートと バイオリンは

 こぐま座と おおくま座の お星さまたち 。

 ハープは ながれ星さんが つまびいて。

 ピアノは いちばん星さんが ひいています。

 

 ゆうひさんが

 絵を かきました。

 

 せかいじゅうの みんなが

 えがおで いっぱいに なるように。

 ぐっすり ねむれる ように。

 すてきな すてきな 夢を みれる ように。

 やさしく やさしく こころを こめて。

 

 きっと、

 天の 神さまたちも

 ごらんに なって いるんだね。

 

 すてきだなぁ って

 にっこり しながら

 ごらんに なって いるんだね。

 

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みんなと ひなたぼっこ

 ぼく

 みんなと

 ひなたぼっこを したよ。

 

 おひさまの ひかりを

 みんなで わけあって

 ひなたぼっこを したよ。

 

 するとね

 つくえさんと いすさんは

 たのしい おしゃべりを

 ぽっつり ぽっつり はじめるの。

 クッションさんは お空の 雲 みたいに

 ふっくら ふくらむんだよ。

 きっと、

 春の 夢を みているんだね。

 

 マグカップさんも キャンディー みたいに

 ちょっぴり やわらかく なって。

 お庭の いしころさんと こびとさんも

 お空を ながめ ながら

 たのしい おうたを  うたいだすの。

 

 それからね

 それからね

 さんりんしゃさんとも ボールさんとも

 お花さんや 草さん 木さんに 土さん

 あっちの ゆうびんポストさんに でんしんばしらさん

 こっちの しんごうきさんや ベンチさん。

 

 そして そして

 山さんとも 海さんとも

 とおくの  森の うさぎさんや くまさん

 もっと もっと とおくに いる

 ペンギンさんや しろくまさんとも。

 キリンさんと だって

 カバさんと だって

 いっしょに ひなたぼっこを したよ。

 

 もう、

 せかいじゅうの みんなとね。

 

 ぼく

 たのしくって たのしくって

 もっと もっと あったかく なってきたのです。

 こころの なかも、からだの なかも、

 おひさまの ひかりで いっぱいに なって

 もっと もっと

 あかるく なったのです。

 まぶしい くらいにね。

 

 おひさまも とっても しあわせそうに

 ますます にこにこ にっこり

   わらって くれたよ。

 

 きっと、

 おひさまも うれしいんだね。

 みーんな にこにこ しているのが

 うれしいんだね。

 なかよく しているのが

 うれしくて うれしくて

 しかたが ないんだね。

 

 ぼく

 ひなたぼっこを したよ。

 

 せかいじゅうの いろーんな みんなと

 ひなたぼっこを したよ。

 

 みんなで

 おひさまの ひかりを

 わけあってね。

 

 もちろん、

 地球さんとも、だよ!

 

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寒く なったら

 寒く なったら

 セーターさんの げんきが

 いっぱい でてくるよ。

 ふわぁっと いっぱい いっぱい でてくるよ。

 きっと

 みんなを つつんで あげれるのが

 とっても とっても うれしいんだね。

 

 寒く なったら

 マフラーさんも てぶくろさんも

   げんきが あふれてきて

 ますます ふわふわ ふんわり してくるよ。

 きっと

 みんなを まもって  あげれるのが

 うれしくて うれしくて しかたが ないんだね。

 みんなと おでかけ するのが

 たのしくて たのしくて しかたが ないんだね。

 

 寒く なったら、

 みんなの えがお

 もっと もっと ふわふわ ふんわり

   やさしく なる。

 もっと もっと ふわふわ ふんわり

 あったかく なる。

 きっと

   やさしい こころが ますます

 やさしく なるから なんだね。

 あったかい こころが ますます

 あったかく なるから なんだね。

 だって

 お庭の こびとさんも にこにこ しながら

 いしころさんを だんろで あっためて あげてたし。

 あったかーい スープも こしらえて あげてたもの。

 

 バッタさんも ちょうちょうさんも

 あまがえるさんも どんぐりさんも

 いっしょに テーブルを かこんでいたよ。

 みんなで おうたも うたって

 ほんとうに ほんとうに たのしそう だった。

 

 きっと

 寒く なったら

 せかいじゅうの ふわふわさんの げんきが

 たくさん たくさん でてくるんだね。

 

 せかいじゅうが ふわふわの やさしさで いっぱいに。

 ふわふわの あったかさで

 ふわふわの しあわせで

 いっぱいに いっぱいに なるんだね。

 

 もしかしたら

 もしかしたら

 みんなの こころの なかに

 ふわふわの 春の あかちゃんが

 ふんわり ふんわり

 うまれて いるのかも しれないね。

 

 そおっと そおっと

 うまれて いるのかも しれないね。

 

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わたしは エプロン

 わたしは

 エプロン。

 

 なんだか いつも

 うれしいの。

 

 おいしい スープさんや

 あまーい においの クッキーさんたちが

 できあがって ゆくところも みれるのよ。

 

 やきたての パンさんたちが

 かごに  ゆったり すわって いるのも

 だいすき。

 おめかしを した ケーキさんたちが

 テーブルに ふんわり すわって いるのも

 だいすきなの。

 

 わたしは

 エプロン。

 

 なんだか いつも

 たのしいの。

 

 おそうじ しているのが

 ほんとうに ほんとうに たのしいの。

 

 あっちも こっちも

 ピッカ ピカ に なって ゆくのを

 ずーっと みれるんだもの。

 みーんな きれいに なって

 うれしそう なんだもの。

 ありがとう って

 にっこり わらって くれるんだもの。

 

 おにわの お花さんたちが

 おおきく なってゆくのも

 まいにち まいにち

 たのしみに しているのよ。

 

 かわいい お花さんが さいたら

 まるで おとぎのくにの

 お城に いるみたい。 

 ちいさな おひめさまに なって

 お城の おにわで あそんで いるみたい。

 

 ポケットに かわいい どんぐりさんや

 うつくしい おち葉さんが はいっていた ときは

 森のなかを おさんぽ しいてる ここちに なったわ。

 このあいだ、

 虹さんからの すてきな すてきな おてがみも

 はいって いたの。

 もしかしたら、

 天使さんが とどけて くれたの かしら。

 

 こびとさんたちと いしころさんたちが

 お星さまに お祈り しているのも しっているの。

 せかいじゅうの みんなが

 しあわせで あります ように って

 こころを こめてね。

 それは それは、きよらかな おいのり なのです。

 あまりにも すてき なので

 わたしも いっしょに

 そーっと てを あわせたの。

 

 わたしは

 エプロン。

 

 なんだか いつも

 うれしいの。

 なんだか いつも

 たのしいの。

 

 ほんとうに

 ほんとうに

 しあわせなの。

 

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おち葉の おはなし

 こんにちは!

 

 ぼくは

 おち葉です。

 

 ひなたぼっこが

 だいすきなのです。

 

 なかよしの いしころさんたちや 草さんたちと

 お空を ながめながら

 ひなたぼっこを するんだよ。

 するとね、

 お空に ふんわり つつまれている ここちに なるの。

 まっ青な やわらかい やわらかい おふとんに

 つつまれている ここちにね。

 

 お日さまも あったかーい ひかりで つつんで くれるから

 あったかさで おなかが いっぱい なるのです。

 だから、ねむたくって ねむたくって、

 みんなで おひるね してばかり。

 春の うれしい うれしい 夢を みながら

 夏の たのしい たのしい 夢を みながらね。

 

 それに、

 土さんの においに つつまれていると

 とっても あんしん するの。

 だって、ぼくたちを そだてて くれた

 土さんの やさしい やさしい きもちが

 つたわって くるんだもの。

 

 あ、

 こびとさんと のらねこさんが やって きたよ。

 おみやげに 朝つゆで つくった キャンディーを

 いっぱい もって やって きたよ。

 きっと、いっしょに ひなたぼっこを しに きたんだね。

 うれしいなぁ!

 なんて、ぼくたちは しあわせ なのでしょう。

 

 そういえば、

 ぼくたち おち葉は   しあわせな においがする って

 おさんぽの いぬさんが おしえて くれました。

 

 そう、

 ぼくたち おち葉は

 ほんとうに ほんとうに しあわせ なのです。

 

 だって、

 だいすきな 草さんや いしころさん、

 こびとさんとも のらねこさんとも

 いっしょに お空を ながめたり

 ひなたぼっこも おひるねも

 たーくさん できるんだもの。

 

 ずーっと あいたかった 土さんに

 そだてて くださって ありがとう って、

 おつたえ できるんだもの。

 

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おかあさん

 おかあさんが

 おそうじ してる。

 

 たのしそうに たのしそうに

 おそうじ してる。

 

 天の おくにの おうちを

 おそうじ している みたいにね。

 だって、おうちも おかあさんも

 とっても うれしそうに

 ピカ ピカッ って ひかって いるんだもの。

 まぶしい くらいに

 ピカ ピカッ って ひかって いるんだもの。

 

 それに、おかあさんが

 おりょうり しているとね

 天の おくにの おだいどころ みたい なんだ。

 だって、おさらさんも コップさんも

 おなべさんや フライパンさんも

 おだいどころの みーんなが

 キラ キラッ って かがやくんだもの。

 宝石 みたいに

 キラ キラッ って かがやくんだもの。

 

 それからね、

 おかあさん って とっても とっても

 たのしそうに おうたを うたうの。

 天使さんたちと うたっている みたいに

 きれいな おかおで おうたを  うたうの。

 まっ青な お空を ながめながら

 ほんとうに ほんとうに しあわせそうにね。

 

 お庭の いしころさんたちも こびとさんたちも

 いっしょに うたい だすんだよ。

 かわいい おこえで にこにこ にっこり

 うたい だすんだよ。

 きっと、おかあさんの おうたが

 だいすき なんだね。

 おかあさんを だいすきで  だいすきで

 しかたが ないんだね。

 

 だいすきな だいすきな

 ぼくの おかあさん。

 

 きっと、

 おかあさんも

 ぼくを だいすきだ。

 

 だって

 天の こどもを みている みたいに

 まぶしそうに ほほえんで くれるんだもの。

 

 やさしく やさしく

 ふんわり ふんわり

 

 ほほえんで くれるんだもの。

 

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